ボタンの機能

ボタンの機能

サイドスイッチ、ファンクションキー、タッチホイールまたはラジアルメニューの設定はコントロールパネルでカスタマイズできます。機種により、割り当てることのできる機能は異なります。これらの機能のいくつかは、Intuos Proのみで使用可能です。切り替え動作のみが可能なボタン機能を、ボタン機能:切り替え設定に示します。

  • クリック:マウスの左ボタンクリックに相当します。ポインタの操作やクリックが行えるように、必ずボタンの1つに設定してください。
  • 右ボタンクリック:マウスの右ボタンクリックに相当します。クリックすると、コンテキストメニューが表示されます。
  • 中ボタンクリック:マウスの中央のボタンクリックに相当します。
  • ダブルクリック:ダブルクリックに相当します。ペン先で2度たたく代わりにこの機能を使用すると、ダブルクリック操作が簡単になります。
  • クリックロック:マウスの左ボタンを押し続けている状態になります。デバイスボタンを1回押すと、クリックロックの状態になり、もう1回押すと解除されます。クリックロックは、オブジェクトをドラッグしたり、テキストブロックを選択したりする場合に便利です。
  • 第4ボタンクリックまたは第5ボタンクリック:マウスの第4ボタンクリック(戻る)または第5ボタンクリック(進む)に相当します。

キーストローク:「キーストロークを登録」ダイアログボックスが開き、ファンクションキー、マウス、およびその他の機能を組み合わせたキーストロークを作成できます。

「キーストロークを登録」ダイアログボックスは、タッチホイール(Intuos Pro)、ファンクションキー、またはサイドスイッチなどで使用できます。

  • キーストロークの組み合わせを「キー」ボックスに入力します。 キーストロークには、文字キー、テンキー、ファンクションキー、修飾キーを組み合わせることができます。「特殊キー」ドロップダウンメニューから、組み合わせを選択することもできます。
  • 割り当てた一組のキーストロークに任意の名称を設定して、「OK」をクリックします。
  • 「削除」ボタンは、「キー」入力ボックスに入力した最新の入力のみを削除します。 「クリア」ボタンは、「キー」入力ボックスをクリアします。
  • キーストロークの組み合わせを入力したら、「OK」をクリックします。
    • 補足:「Enter」キー(Windows®)および「return」キー(Mac®)は「キーストロークを登録」ダイアログボックスの「OK」を選択するのに使用しないでください。 必ず入力デバイスを使用して「OK」をクリックしてください。
  • キーストローク定義に名前を入力します。名前は、それぞれコントロールまたはラジアルメニューに表示されます。キーストローク機能は、ソフトウェアごとに設定できます。特定のソフトウェアに対する設定をご覧ください。
  • Intuos Proのタッチホイールまたはマウスホイールにキーストロークを割り当てる場合、ダイアログボックスには2つの「キー」入力ボックスが表示されます。タッチホイール上での時計回りおよび反時計回りの回転動作やマウスホイールの奥と手前への回転動作にキーストローク機能を割り当てます。

各ソフトウェアがどのキーストロークショートカットに対応しているかについては、そのソフトウェアに付属の取扱説明書をご覧ください。

修飾キー...:このダイアログボックスで、修飾キー(Windowsの「Shift」、「Alt」、「Ctrl」キーや、Macの「shift」、「option」、「command」、「control」キーなど)の機能を割り当てることができます。「キー」設定を使用して、修飾キーの機能およびマウスの該当ボタンを押す動作をシミュレーションする修飾キーを割り当てます。

ラジアルメニュー:ラジアルメニューを表示します。各階層は8つの項目から構成され、様々な機能やオプションを設定できます。ラジアルメニューをご覧ください。

戻る および進む:ブラウザの「戻る」と「進む」コマンドに相当します。

スクロール/移動: ペン入力のみのオプションです。「スクロール/移動」に設定されたサイドスイッチを押して、文書または画像をウィンドウ内で自由に移動させることができます。「スクロール/移動」スライダを使用して、手のひらツール(ピクセルレベル)での移動に対応していないソフトウェアで使用するスクロール速度を設定します。

オートスクロール/ズーム:Intuos Proを利用する場合、ほとんどのグラフィックソフトウェアではズームに、他のソフトウェアではスクロールに設定されます。※ソフトウェアによっては、ズームがスクロールとみなされたり、あるいはまったく機能が働かない場合があります。

スクロールおよびズーム: Intuos Proのタッチホイールにスクロールとズームを設定します。

デスクトップの表示: 開いているウィンドウをすべて最小化します。

タスク切り替え:起動中のソフトウェアから前面に表示させたいソフトウェアを選択できます。Aeroを搭載したWindows 7®およびWindows Vista®のシステムでは、フリップ3Dが起動して、前面に表示させたいソフトウェアを選択できます。

開く/起動: ダイアログボックスを開いて、起動する特定のソフトウェア、ファイル、またはスクリプトを選択できます。項目を選択すると、「名前」ボックスに選択した項目が表示されます。 「OK」をクリックすると、その項目がデバイスボタンオプションとして割り当てられます。 ラジアルメニューを選んだ場合、その場所に表示されるようになります。

Exposé©:(Mac®のみ)画面に開いているウィンドウをタイル表示します。ダイアログボックスで「キーストローク...」→「特殊キー」メニューを選択して、このオプションを表示します。

筆圧一定: ボタンを押している間、筆圧を現在の筆圧レベルに保ちます。たとえば筆圧感度を使って描画をし、筆の太さが希望のレベルになったところで 次にボタンを押すと、ボタンを放すまで同じブラシのサイズで描き続けることができます。

無効:デバイスボタンの設定を無効にします。

アプリケーションの設定に従う: この機能は、CADプログラムのように、ペンタブレットのサポートが組み込まれたソフトウェアで働きます。ソフトウェアにデバイスボタンの数の情報を送ります。また、高度な統合ソフトウェアによっては、ファンクションキーとタッチホイールを直接コントロールすることができるようになります。

設定内容(Intuos Pro): ファンクションキー、タッチホイール、ペンおよびタッチについて、現在の設定内容の一覧が表示されます。必要に応じ画面のセクションをクリックし、設定を変更します。