2. 用紙と印刷メディア

2.1. 用紙の仕様

P2200/P2500 Series

P2600 Series

自動給紙トレイ

用紙の種類

普通紙、薄紙、特殊紙 (OHP フィルム、カードストック、ラベル、封筒、厚紙など)

メディア サイズ

A4、A5、JIS B5、IS0 B5、A6、レター、リーガル、エグゼクティブ、フォリオ、オフィシオ、ステートメント、日本ハガキ、Monarch 封筒、DL 封筒、C5 封筒、C6 封筒、No.10 封筒、ZL、大16K、大32K、16K、32K、B6、封筒 洋形4号、往復はがき、封筒 洋形長3号、封筒 長形3号、封筒 洋形2号、カスタム等

メディア重量

60~163g/m²

トレイの最大
容量

150 枚 (80g/m²)

P2600 Series

手動給紙トレイ

用紙の種類

普通紙、薄紙、特殊紙 (OHP フィルム、カードストック、ラベル、封筒、厚紙など)

メディア重量

60 ~ 163g/m²

トレイの最大
容量

1 枚

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注:

• 本プリンターに適した標準用紙の使用をお勧めします。

• 特別な用紙を頻繁に使用する場合、プリンターの使用期限に影響することがあります。

• 本ユーザー ガイドのガイドラインに準拠しない印刷メディアを使用した場合、印刷品質の著しい低下、紙詰まりの増加、プリンターの過度の損耗が生じることがあります。

• 重量、組成、質感、湿気などの特性は、プリンターの印刷能力と出力品質に影響を及ぼす重要な要素です。

• 印刷メディアを選ぶ際には次の事項を考慮してください。

1. 目的とする印刷効果: 印刷作業の要件を満たす印刷メディアを選択する必要があります。

2. 表面の滑らかさ: 印刷メディアの滑らかさは、印刷結果の鮮明さに影響する場合があります。

3. 印刷メディアによっては、本ユーザー ガイドの使用ガイドラインをすべて満たしている場合でも、十分な印刷効果が得られないことがあります。これは、不正な操作を行った場合や、不適切な気温と湿度、あるいは、Pantum 社の想定外の要素が原因である場合があります。印刷メディアを大量に購入する前に、その印刷メディアが本ユーザー ガイドで指定されている仕様に準拠していることを必ず確認してください。

4. これらの仕様に準拠していない印刷メディアを使用した場合、プリンターが損傷することがあります。

2.2. 特殊紙について

本プリンターでは印刷に特殊紙を使用できます。特殊紙とは、ラベル、封筒、OHP フィルム、厚紙、カードストックなどです。

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注:

• 特殊な用紙や印刷メディアを使用する場合は、最高の印刷効果を得られるように、プリンターの設定で適切な印刷タイプとサイズを選択してください。

• 特殊な用紙を使用する際は、一度に 1 枚だけセットすることをお勧めします。 P2200/P2500 Series の場合は、一度に 1 枚の特殊紙を自動給紙トレイにセットします。P2600 Series の場合は、一度に 1 枚の特殊紙を手動給紙トレイにセットします。

| 下記の使用基準に従ってください:

印刷メディアの種類

正しい使用法

間違った使用法

ラベル

裏打ち紙が露出していないラベルのみ使用してください。

使用する際は、ラベルを平らにしてください。

フルシートのラベルのみ使用してください。

市販のラベルすべてが該当要件を満たしているかどうかについては、保証の限りではありません。

しわが寄っていたり、膨らんでいたり、破損しているラベルを使用。

封筒

封筒は均等にして置いてください。

しわ、切れ目、破れがある封筒や貼り付いてしまっている封筒の使用。

クリップ、留め金、窓のある封筒、あるいはコーティングされた裏当てのある封筒の使用。

糊付きのフタやその他の合成素材が付いている封筒の使用。

OHP フィルム

レーザー プリンターでの使用に適した OHP フィルムのみを使用してください。

レーザー プリンターに適していない透明印刷メディアを使用。

厚紙、カードストック

レーザー プリンターでの使用に適した、本プリンターの重量仕様に準拠する厚紙のみを使用してください。

重量が本プリンターの推奨用紙仕様を超えた用紙を使用。

2.3. 用紙をセットするには

2.3.1. 自動給紙トレイへの用紙のセット

a) 給紙トレイを開きます。

P2200/P2500 Series

P2600 Series

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b) 自動給紙ガイドをスライドさせ、用紙の両側に合わせます。

P2200/P2500 Series

P2600 Series

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c) 用紙が滑り落ちないように、出力トレイを立てます。

P2200/P2500 Series

P2600 Series

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d) 印刷する面を上にして用紙を自動給紙トレイにセットします。

P2200/P2500 Series

P2600 Series

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注:

• 用紙をセットする前に、紙詰まりや給紙エラーを避けるため、束になっている用紙を広げ、印刷面を上にしてトレイにセットします。

e) 用紙が正しい位置に収まるように用紙ガイドを調整します。 給紙を確実に正しく行うには、下部の用紙ガイド①を溝に沿って調整して用紙が滑り落ちないようにしてから、青いツマミ②を調整して用紙サイズに合わせます。

P2200/P2500 Series

P2600 Series

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注:

• 自動給紙トレイに一度にセットする用紙が 150 枚を超えると、紙詰まりが生じたり、給紙できなくなったりします。

• すでに印刷された用紙を使う場合は、印刷する面 (空白の面) が上向きになっていることを確認してください。

• A5 用紙に印刷する際は、横向きに給紙することをお勧めします。これにより、レーザー トナー カートリッジの使用期間を延ばすことができます。

2.3.2. 手動給紙トレイへの用紙のセット

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注:

• P2600 Series の製品のみが手動給紙機能をサポートしています。

a) 給紙トレイを開きます。

2-3-2_1.eps

b) 手動給紙ガイドをスライドさせ、用紙の両側に合わせます。

2-3-2_2.eps

c) 用紙が滑り落ちないように、出力トレイを立てます。

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d) 封筒や OHP フィルムなどの印刷メディアの場合は、用紙の先端が矯正ローラーに接触するように両手で調整して、手動給紙トレイにセットします。

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注:

• 手動給紙トレイに用紙をセットすると、プリンターが自動的に手動給紙モードに切り替わります。

• 印刷する面を上にして用紙を手動給紙トレイにセットします。用紙をセットする際は、用紙の上端から手動給紙トレイに入れてください。

• 用紙、封筒、または OHP フィルムが手動給紙トレイの適切な位置にまっすぐにセットされていることを確認してください。位置がずれていると、印刷のゆがみや紙詰まりが発生します。

e) 印刷済みの用紙がプリンターから出力された後、上記の手順に従って次の用紙をセットし、印刷を続行します。

missing image file 警告

0-2-3.eps 印刷後は、すぐに用紙、封筒、OHP フィルムを取り出してください。用紙や封筒が溜まっていると、紙詰まりが起きたり、用紙が丸まってしまうことがあります。

2.4. 非印刷領域

グレーの部分は非印刷領域を示しています。

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使用法

用紙サイズ

上下の余白 (A)

左右の余白 (B)

印刷

A4

5 mm (0.197 inch)

5 mm (0.197 inch)

レター

5 mm (0.197 inch)

5 mm (0.197 inch)

2.5. 使用する用紙について

• ざらつき、凹凸、油染み、光沢などがある用紙や手書き原稿を使用すると、印刷能力が著しく低下します。

• 用紙上にホコリや、けばなどがないか、確認してください。

• 用紙は平らな面に置き、低温低湿の環境に保存してください。