概要
ここでは、統合AS-インターフェースでLOGO!を使用するときに注意が必要なこ とを説明します。
回路プログラムの変換
前のバージョンのモジュール式LOGO!用に作成されたAS-インターフェース入力またはAS-インターフェース出力を含む回路プログラムは、以下の操作のときに変換されます。
回路プログラムを、ツール -> ハードウェアを選択を使用して別のモジュール式LOGO!に割り付けるとき
回路プログラムを、変更せずにモジュール式LOGO!にダウンロードするとき
1つまたは複数のAS-インターフェースの入力または出力が、古い回路プログ ラムから切り取られて別のモジュール式LOGO!の回路プログラムに貼り付けら れる場合、挿入されるI/Oもまた新しい回路プログラムに変換されます。
変換規則
入力Ia1~Ia4は、I13~I16に変換されます。変換のターゲットの入力が別に占有さ れている場合、ソースは最小のブロック番号の次に空いている入力に変 換されます。
出力Qa1~Qa4は、Q9~Q12に変換されます。変換のターゲットの出力が別に占有さ れている場合、ソースは最小のブロック番号の次に空いている出力に変 換されます。
変換後、どのAS-インターフェースのI/Oがモジュール式LOGO!のI/Oに変換されたかが 、情報ウィンドウに表示されます。変換が、使用している物理的ハード ウェアの構造と互換性がない場合、ブロックプロパティダイアログを使 用して、関連するI/Oのブロック番号を適合させる必要があります。
追加される定数および接続端子
LOGO!バージョン0BA0~0BA2は、標準入力とAS-インターフェース入力を識別しないことに注意してくだ さい。バージョン0BA3以降の装置はモジュール構造であるため、デジタル、アナログまたはAS-イ ンターフェースブロックのブロック番号は、拡張モジュールのスロット の位置で決まります。
該当するLOGO!バージョンは、ASiバスに使用するIa入力も備えています。
シリーズ0BA3以降のモジュール式LOGO!装置は、標準入力とAS-インターフェース入 力とを識別しません。入力のタイプは、使用されるモジュールとインス トールされた順序に基づいて、ユーザーが決定します。この理由から、 AS-インターフェース入力は、ここでI入力としてのみ表示されます。
AS-インターフェースバスの出力は、文字Qaで識別できます(該当するLOGO!バージョンのみで使用可能)。シリー ズ0BA3以降のモジュール式LOGO!装置は、標準入力とAS-インターフェース入力とを 識別しません。入力のタイプは、挿入されるモジュールとインストール された順序に基づいて、ユーザーが決定します。この理由から、AS-インタ ーフェース出力は文字Qによってのみ識別されます。