多数の線の交差点があるなどの大型回路ではレイアウトの解釈が困難で す。プログラミングツールバーの[切り取り/結合]ツールを使用して、接続 レイアウトを整列できます。
このツールを呼び出した後に接続をクリックします。選択した接続線を グラフィックを使用して分割します。ただし、ブロック間のリンクはア クティブなままです。
切り取った接続の開いた端は、信号の流れ方向を示す矢印アイコンとと もに表示されます。アイコン上に、回路図のページ番号、開いたリンク と接続されているブロック端子のブロック名と番号を含む相互参照がさ れます。
切り取り対象の2つのブロックを接続している線を右クリックした後に、 切り取りコマンドを選択します。
[編集->接続の切り取り]メニューコマンドを使用して、接続グループも切り取ることができます 。接続を切り取る前に、特定ブロックを経由するすべての接続の切り取 りなどの切り取り基準を設定できます。
FBDエディタの例:
[切り取り/結合]がアクティブな時に開いた端をクリックすると、接続が再 び閉じられます。他には、開いた端を右クリックして、[リンク]メニューコマンドを呼び出しても、接続を閉じることができます。
FBDエディタの例:
このツールを使用して、小型回路図を編集できません。ほとんどの場合、アイコンの再配置によってレイアウトを最適化できま す。
アプリケーションと利点
大型で複雑な回路レイアウトには、多数の線の交差点が含まれ、回路の 解釈が困難になっています。そのような場合に回路レイアウトをクリア するには[切り取り/結合]ボタンが非常に効果的です。
切り取った接続の開いた端を右クリックすると、パートナーコネクタに すぐに移動できます。この機能でショートカットメニューが開き、[パートナーへ移動]メニューコマンドを選択して、切り取った接続のパートナー端に移動で きます。
[切り取り/結合]ツールの他の利点として、改ページ付きで複数ページに印 刷されるような大型回路に役立ちます。2つの回路ブロックの接続線が異 なるページに表示される場合に、相互参照なしに切り取られます。ただ し、[切り取り/結合]ツールを使用して接続を切り取ると、接続のソースや ターゲットとリンクされる相互参照が生成されます。
FBDエディタの例: